ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

Martin Custom Shop D-42K2 オールコア ハイドグルー(後編: 弾いて楽しむ)

(前回からの続きです) こと見た目だけで言えば、以前カタログラインナップに存在していたMartin D-42K2と区別がつかない今回のMartin Custom Shop D-42K2。 しかし、実はこのマーティンカスタムショップ製のD-42K2には大きな秘密が隠されています。それは…

Martin Custom Shop D-42K2 オールコア ハイドグルー(前編: 見て楽しむ)

マーティンナザレスファクトリーでのワタナベ楽器さんによるオーダーから約1年の期間を経て、この6月にやってきたこのかわい子ちゃん。 Martin Custom Shop D-42K2 (2019) 購入までの経緯は、既にこちらの連載記事に記していますが… blog.punguitars.com 遅…

はじめてのNachoGuitars(⑤1954年製 Fender Telecaster vs. Nachoguitars)

(前回からの続きです) レリック加工の仕上がりがあまりに素晴らしくて、ついつい見た目ばかりを話題にしてしまいますが、そろそろNachoguitarsのサウンドについて記していこうと思います。 ※ Nachoguitars Blackguard (2018) 使用機材は、どちらもジュリア…

はじめてのNachoGuitars(④おたく心を鷲掴みにするギター)

(前回からの続きです) ヨーロッパからの直輸入で遂に届いた、はじめてのNachoguitars。 誇らしげなNachoguitarsのプレートが奢られたツィードケースを開けますと… 遂にあこがれのNachoguitarsとご対面! いやぁ、これぞまさしく “やっと会えたね by 辻仁成…

はじめてのNachoGuitars(③2年越しの恋、実ります…♡)

(前回からの続きです) 幻のピックアップとも言われているRon Ellis Pickups(ロン・エリス)。その中でもさらに、いつの日か試してみたいと密かに想い続けていたジュリアン・ラージ仕様テレキャスター用PUセットを、たまたま幸運にも手に入れることができ…

はじめてのNachoGuitars(②阿鼻叫喚のハンドメイドピックアップ -Ron Ellis pickups / ロン・エリス)

(前回からの続きです) 前回記事の最後にご紹介した、たぶん日本初上陸で三木楽器 梅田店さんに入荷したNachoguitarsのうちの1本が、あっという間に商談中になってました…(2019/8/2現在)。 ヴィンテージレプリカとはいえ、Nachoguitarsにはドラマも浪漫…

はじめてのNachoGuitars(①エイジド加工が細かすぎて伝わらないブラックガードテレキャスター)

NachoGuitars(ナチョギターズ)という聞き慣れない名前に初めて触れたのは、約2年前、2017年10月のこの記事でした。 blog.punguitars.com スペインで製造されているこの風格たっぷりのソリッドギターを僕が知るに至ったのは、ジュリアン・ラージがこのギタ…

ジェフ・トラゴットから学ぶ 楽しいスプルース選び 〜ジャーマン or アディロンダック〜【後編】

前回からの続きです。 左: Jeff Traugott Model R (アディロン & ブラジリアン、2016年9月完成) 右: Jeff Traugott Model R (ジャーマン & ブラジリアン、2018年4月完成) この2本のギターを研究対象として、大抵の場合アップチャージ対象のオプションと…

ジェフ・トラゴットから学ぶ 楽しいスプルース選び 〜ジャーマン or アディロンダック〜【前編】

5月中旬に開催された東京ハンドクラフトギターフェスにあわせて、先日荻野さんの公式ホームページ上で発表されたOgino Guitarsの新作 “OM3.0”を弾かせていただく機会を頂戴しました。 →OGINO GUITARS公式ページでの発表はこちら OM”Rose”ジャーマンスプルー…

1941年製 Martin 000-18 -オリジナルヴィンテージWaverly化計画-

昨年、新たに手に入れた1953年製 Fender Telecasterに、イタリアから取り寄せたオリジナルのヴィンテージピックガードに換装する遊びを通じて、そのワクワク体験にすっかり味をしめたぷんさん。 blog.punguitars.com 今回は、手持ちの1941年製 Martin 000-18…

はじめてのMartin 40番台(④ Martin D-42K2 ハイドグルー/ニカワ接着どうでしょう?)

前回からの続きです。 唐突ですが…そうなんです。 今回『歌いたくなるマーティン』をテーマに、ボクのはじめてのMartin 40番台としてお迎えしたのは… Martin CTM D-42K2 Hide Glue Complete 日本でカスタムショップ製マーティンの素晴らしさを拡めに拡めまく…

はじめてのMartin 40番台(③ 材選定はいつだってドラマチック)

前回からの続きです。 個人ルシアーなどにギターをオーダーする楽しみの1つに、『材選定』がありますよね。特にローズウッドやコアなど、杢目に個性のある材を使用する場合は、せっかくなら、サウンドだけでなく見た目にもこだわりたいと思いますよね。 か…

はじめてのMartin 40番台(② Martin Custom Shop)

巷は先週のサウンドメッセからの絶賛開催中ハンドクラフトギターフェスの話題で持ちきりですが、ボクも弾いてきました。話題のOgino Guitar最新作を…(*゚∀゚*) これはまた後日記したいと思います。 さてさて、1回あいだが空きましたが、連載ブログ『はじめての…

SomogyiとTraugottの融合で何かが起きる -Ogino Guitars 第3世代 OM3.0を発表!-

『はじめてのMartin 40番台』の連載中ではありますが、本日は少し別のニュース記事をお届けします。 === 令和元年初日となった5月1日。 日本が誇るアコースティックギタールシアー “Ogino Guitars” 荻野裕嗣さんが、自ら“第3世代”と呼ぶOMモデルを公式twitte…

はじめてのMartin 40番台(①歌いたくなるマーティン)

思い返せば2016年の春。 それこそ僕にとって初めての連載ブログ企画としてスタートした『はじめてのMartin』。 blog.punguitars.com そして同2016年の年末からスタートし、そこから約半年がかりの2017年7月に終結を迎えた『続・はじめてのMartin』。 blog.pu…

ギター個人輸入の強い味方 -めちゃくちゃ速い海外送金 TransferWise(トランスファーワイズ)

少しお久しぶりです。 年度末からの年度始めは、いつだって何かと慌ただしく…。 しかも今年は、そんなこんなしているうちにゴールデンな10連休がもうすぐ目の前ですからね。こんな感じだとまたあっという間に、ものすごいスピードで一年が終わってしまうわけ…

“The Tree” 〜伝説のマホガニー〜(③未来を繋ぐヒトになりたい)

前回からの続きです。 見るもの全てをニヤニヤ顔にしてしまうという(?)伝説のマホガニー “The Tree” のサイド&バック用プレミアムグレード材。 正直これ、このままリビングの壁にディスプレイしても充分に上質なインテリアになると思います。素敵なオブジ…

“The Tree” 〜伝説のマホガニー〜(②はじめてのThe Tree)

(前回からの続き) いやはや、まじでびっくり。ドラマあり過ぎ警報が鳴り響く伝説のマホガニー、その名も “The Tree”。 “The Man” が男の中の男という意味ならば… “The Tree” は木の中の木!? ・・・あれれ。単に違う名詞に入れ替えただけなのに、凄さがま…

“The Tree” 〜伝説のマホガニー〜(①伝説のはじまり)

“ 時は1965年。場所は中南米ホンデュラス(現在はベリーズ)の熱帯雨林。 ジャングルの奥地を数人で歩いていたキコリのグループは突如、見たこともない巨木に出くわした。 ※The Tree発見時の写真 それは控えめに見ても、高さ30メートル以上、幹の太さは直径3…

【2019 春のぷんセレクト】気になるギター

何の脈絡もなく、ふと思いついたときに発表されるこのシリーズ。 前回 2018年6月に掲載した『気になるギター』では、①Waterlooシリーズ、②Collingsオールマホガニー、③Gibson L-5(アーチトップ) というラインナップをご紹介しましたね。 blog.punguitars.com…

【完結編】もっとトラゴット(矢後さん弾いた!ジェフ喜んだ!)

前回からの続き。 無事に日本にやってきた僕のトラゴット2号機。…と思いきや、サウンドホール内部に不思議なヘンテコ物体を発見したところまでは前回お伝えした通りですが… これ、なんだかわかった方いらっしゃいましたかね? 売主に確認したところ、これで…

もっとトラゴット(後編: 東南アジアからの物体X)

前回からの続き。 Instagram上で不意に売りに出たアディロンTOPのTraugott Model Rですが、販売元のお店はなんと、東南アジアのとある国にありました。 東南アジア諸国からの個人輸入といえば・・・ そうか、オリジナルブラックガードテレキャスターの購入準…

もっとトラゴット(中編: このギターはロマンでできています)

前回からの続き。 Instagramで見つけた1枚の写真。 これはもしや・・・ 2016年末〜2017年半ば頃にドルフィンギターズさんに在庫していた、古川さんの素晴らしい試奏動画も聴けるあのアディロントップのJeff Traugott Model R!? この写真のギター、見覚えの…

もっとトラゴット(前編: ジャーマン vs. アディロン)

2018年も残すところあと2日という年の瀬に、唐突に始まる新連載『もっとトラゴット』。 あまりに安直すぎるこのタイトル、『もっと●●』シリーズ。果たして、すっかり当ブログの名物企画となった『はじめての●●』シリーズに続く新たな定番シリーズ物の誕生な…

1953 Fender Telecaster オリジナルブラックガード【ジュリアン・ラージ来日記念】(後編)

前回、さまざまな観点からのセルフチェックの末・・・ ホンモノの1953年製のオリジナルテレキャスターであろうという判断に至ったこのギター。 そもそもこのギター。 ジュリアン・ラージ所有の1954年製テレキャスターと同じFiesta Finishes社によるリフィニ…

1953 Fender Telecaster オリジナルブラックガード【ジュリアン・ラージ来日記念】(中編)

前回からの続きで、 さっそく1953年製 Fender Telecaster(らしきもの)をせっせと分解していきます。 およそ一年前に、同じく1954年製 Fender Telecaster を購入した際の経験が活かされる時が、遂にやってきたのです。blog.punguitars.com 逆にいえば、一年…

1953 Fender Telecaster オリジナルブラックガード【ジュリアン・ラージ来日記念】(前編)

来日がいよいよ迫ってきたJulian Lage(ジュリアン・ラージ)。 昨年秋の来日時はクリス・エルドリッジとのアコースティック・デュオとしての来日で、そりゃもうおったまげなライブをどっぷり堪能させてもらいましたが・・・ blog.punguitars.com 今回は今年…

はじめてのWaterloo( WL-12 Jet Black(ウォータールー) -後編- )

ビル・コリングス氏が昨年夏に亡くなる直前まで、ジュリアン・ラージと一緒に新たなモデルの開発に取り組んでいた事実をご存知な方も多いかと思いますが・・・ 彼らの工夫と努力と熱意の結晶として、昨年秋に発売されたCollings OM-1A JL Julian Lage という…

はじめてのWaterloo ( WL-12 Jet Black(ウォータールー) -前編- )

当ブログ名物(?)の「はじめての●●」シリーズ。 新ドメイン(punguitar.com)引っ越し後の最初の連載には、きっとこれがふさわしいはず。 === ハイエンドギターメーカーとして有名なCollings社のサブブランドに位置づけられるこのギターの魅力に取り憑…

カスタム ホフィーケース 〜HOFFEE case for 1933 Gibson L-5 Roy Smeck〜

僕のはじめてのアーチトップとなった1933年製Gibson L-5 Roy Smeck、愛称『ロイスメックはん』のためにスペシャルオーダーしていたホフィーケース。 今年の春に完成したJeff Traugott Model R のために用意したホフィーケースは、日本の代理店のホームページ…