ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

腰痛をきっかけにギターの構え方を見直す

最近はいくらギターを弾いても、腰の痛みを感じることがなくなった。昨年ギターの練習でひどく腰を痛めてしまったのが嘘のようだ。

 
思い当たる要因はいくつかある。
 
まずは低すぎた椅子を、高さ調節できる椅子に変えたこと。椅子が低すぎて、座ると膝が深く折れ曲がった状態になり、その結果として腰に体重が集中していたので、これは一定の効果があったはずだ。
 
もうひとつはギターの構え方を見直したこと。痛めたのが左腰だったので、身体の左側に重心が寄ってしまっているのだろうと考え、踏み台に乗せている右脚側に重心が乗るようにするための姿勢がないかと模索した。その結果たどり着いたのは、両肩を結んだラインに対してギターを角度を付けて構え、右の股関節辺りに重心をとるという方法だ。つまりギターのヘッド側を身体から離し、逆にボディ側を身体にぴったり近づけて構えるのだ。
 
まるで大発見のように書いたが、なんのことはない。いろいろ調べてみると、この姿勢は正しいギターの構え方として各所で語られている基本中の基本だ。ぼくも知らなかったわけではないが、改めて自分のフォームを観察してみたら、難しいフレーズで力んでしまうような時に限って、指板を見ようとする本能が働くのか、知らず知らずにネックを引き寄せてしまい、結果、左側に重心が寄っていたのである。
 
昨年末にギターを再開した時、この悪癖に気付いた僕は、その日以降ギターを角度をつけて構え続けるために、そもそも指板を見ながらギターを弾いてしまわないよう、ギターをやや下向きに構えて弾くことにした。

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ベンスーザン先生を例にとると、こんな感じでサウンドホールが斜め下を向く構え方だ。学んだことがないので正確にはわからないが、クラシックギターの構えも同じなのかな?こんな感じで。

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この構えに変えると、そもそも指板を見て弾くことがなくなるので、力んでしまうようなフレーズでも、指板を見るためにネックを身体に引き寄せてしまうこともなくなった。
 
最初はなかなか慣れないが、徐々に慣れてくると、この構え方が様々な観点で、極めて理に適った構え方であることが自分なりにわかってきた。
 
まず、下向きにギターを構えることで、左指で押弦する際に、指板に対して垂直に押弦しやすくなる。実際、これまでと同じように押さえたつもりでも、ギターの向きがこれまでとは違っているので、自然と垂直に近い角度で押弦できているのである。その証拠として、ギター練習を再開後、左指の爪に極めて近い箇所がどの指も痛くなった。これまではもう少し腹に近い箇所で押弦していたのが、指板に対する指の入射角度が良くなったお陰で、爪に近い場所で強く押さえられるようになったのだ。
 
更に右手のタッチにも良いことがある。昨日も書いたが、僕の悪い癖で、弦を持ち上げ気味にはじいてしまい、余計なノイズの混じった音を鳴らしてしまうことがあるのだが、ギターをやや下向きに構えることで、弦をはじく際にギターのサウンドボードから離れる方向に弦を引っ掛けてしまうことが自然と少なくなり、結果として音色が良くなるのだ。
 
まさしく怪我の功名だ。腰の痛みの心配もなくなって一石二鳥。うれしいよぉ。

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