ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

Martin 弾いてもないのに別の子が気になりはじめる

Martin D-28 Authentic 1937 の誘惑はその後も絶え間なく続いているが、試しにうっかり弾いたりしちゃったら、もはや買わずにはいられなくなることが火を見るよりも明らかなので、楽器屋さんには当面行かないと決めている。

 
そんな中、気晴らしも兼ねて毎日のようにYouTubeなどで音色を聴いたりしていたら、まだ一度も試奏したことすらないのに、なんだかここ数日、別の子が気になってきてしまった。その別の子というのは、D-28 Authentic 1941 。
 
 
このブログに辿り着いていただいた皆さんの方が僕なんかよりずっとお詳しいと思うが、僕の一夜漬け知識によると、1937と1941では、ブレーシングが前者はフォワードシフトで後者がリアシフト、ナット幅が前者は44.9mmで後者は42.9mm 、という部分が大きな違いらしい。
 
この仕様の違いが当然音色の特性の違いとなって表れるのだが、ちょうど比較しやすい動画があったので、よろしければご覧いただきたい。
 
まずフォワードシフト、太めネックのAuthentic 1937から。
 
やはり僕が最初に心を奪われた実力に疑いはなく、素晴らしい音色だ。個人的には、深みのある低音を伴った華やかな音色が周りを包み込んでくるような印象である。
 
次にリアシフト、細めネックのAuthentic 1941。
こちらも負けず劣らず素晴らしい。1937と比較すると、よりシャープな輪郭の音色で、包み込まれるような感覚こそ劣るが、その代わりに音色が身体を貫通して吹き抜けていくような感覚がある。ミッドレンジがしっかりしている分、良い意味でも悪い意味でもピッキングのニュアンスがそのまま音になってしまい、ごまかしの効かない手強い印象だ。
 
どちらも甲乙つけがたい素晴らしい音色だが、それぞれかなり違う個性であることは間違いなさそうだ。試しに各ショップのレビューを見てみると、D-28 Authentic 1937の方は『低音の深さが気持ちよく、その上にきらびやかな高音』、『ひろがりのある音色』であると。一方、D-28 Authentic 1941 の方は『究極までバランスの優れたニッパチ』、『プレイヤー向きで玄人好み』だそうだ。玄人好みなのかどうかの点は全く見当もつかないが、それ以外については概ね、2つの動画を観て感じた僕の印象と一致している気もする。
 
ここでよくよく考えてみると、僕がマーティンのドレッドノートを欲しくなったのは、ガリっと張りがあって、少しナチュラルコーラスが効いたような強い音色のギターが欲しいなぁ、と思ったのがきっかけだったはずなのだ。その後、具体的にMartinのどのモデルが好みかを探っていくうちに、どうやらその初心を忘れて、もともと僕の好みの音色であった『ひろがりがあって、よく響く音色』を持つAuthentic 1937の方に強く惹かれていったような気がする。しかし改めて初心に返ってみると、僕が欲しいのはAuthentic 1941の方のサウンドキャラクターなのではないかと、ふと気付いたのである。
 
そんなこんなで、現時点での気になる子 No.1は、D-28 Authentic 1941 となったのだが、困ったことに、1937に比べて、お値打ちの新品や中古が結構市場に出ているのである。
 
うむむ。。。
試奏したらおしまいだ。ここはぐっと我慢。