ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

井草聖二 Liveレポート@六本木 2016/3/19

雨の六本木。去年6月に続いて2度目の井草聖二さんのライブに足を運んだ。

 
会場のJazz Barが入居する雑居ビルのエレベーターに乗り込もうとすると、エレベーターから出てきた井草さんご本人といきなり遭遇。僕のことなど知るはずもないのだが、なんだか気恥ずかしいので、何気なさを装いつつ、軽い会釈をしながらエレベーターにそそくさと乗り込む。あーびっくりした。
 

f:id:punsusan:20180929174113j:plain

 
会場のSoftwindは、20人程度が入る規模の渋いジャズバーだ。早めに来たことが功を奏し、井草さんが丸見えの最高の席を確保することができた。
 
今回の機材は、昨年のライブ同様、井草さんカスタムのMaton 808 を AER Dual Mix に直結というシンプルなものだったが、彼の手によってそこから放たれる音色たるや、もう。。。もはや “揃いすぎて危険” といってもいいレベルの、粒の揃ったプリッとしたストレートな音色は、人工的な要素を全く感じさせないピュアなアコースティックサウンド。心の底から気持ちいい音だ。
 
演奏されたのは、数曲のカバー曲を交えながら、新曲を4曲も含んだ計14曲前後の充実のセットリスト。個人的には、井草さんを僕が知るきっかけとなった曲であり、ここ数ヶ月ずっと練習中の『Mellow Sunset』と、最近新たにチャレンジ中の『Sunflower』の2曲を間近で見て聴くことができて、嬉しかったし、すごく勉強にもなった。
 
それと、10代の多感な頃に聴いていたことで、自然と井草さん本人の身体の中に染み込んでいるという“ヒップホップ系のエッセンス(=井草さんのBasicなのだそうだ)”を隠すことなく表現したという新曲の『Back to Basics』が、その曲作りにおける彼の想いと相まって、ものすごく心に響いた。
 
確かに井草さんの曲の魅力のひとつは、あの独特のハネる感じのリズムだと、僕も思う。ギターを始める前はドラムをやっていたという彼の抜群のリズム感あってこそだとも思うが、そこにシンプルでキャッチーなメロディーが乗ることで、“オシャレで心地よい” 彼独自の音楽が生まれているように感じる。
 

f:id:punsusan:20180929174119j:plain

 
前回も強く感じたのだが、井草さんという人は、彼の音楽や語り口から、その誠実そうな人柄が終始滲み出ている、いまどき稀有な好青年だ。今回も幾度となく、大いに場を盛り上げ、和ませていた彼のMC(曲間のおしゃべり)は、その素晴らしいギタープレイと共に、また次回も足を運びたくなる大きな魅力だ。