ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

はじめてのMartin(②ショップ巡り編(1/3) お茶の水 A店)

その後、3月中旬から下旬にかけては、年度末ということもあって色々と忙しく、僕のMartin ドレッドノート探しの活動は小休止していた。
 
とはいえ忙しい中でも、YouTubeでの好みの音色探しや、各ショップのギター在庫の動きの把握など、はじめてのMatin探しのための情報収集活動は継続していたのだが、結局、僕の心が他のMartinに気移りすることもなく、お目当てのD-28 Authentic 1941の新たな個体が市場に現れることもなく、チェック済みの在庫がセール価格で売り出されるようなラッキーな出来事なども一切なく・・・時はただ淡々と過ぎていった。
 
そして、年度末の忙しさがようやく落ち着いてきた4月上旬のある日。仕事のキリも良く、天気も良かったので、午後は早めに切り上げて、例のモデルの在庫がある都内のギターショップ巡りに繰り出してみることにした。
 
ターゲットはお茶の水の2店と渋谷の2店。ちょうど1週間ほど前に、メールのやり取りを通じて在庫があることをそれぞれ確認したところなのでタイミングもバッチリ。ちなみにこの4店、いずれも訪問するのは初めてだ。
 
まず最初に、お茶の水 A店に到着。入り口でにこやかに挨拶をされ、軽く会釈をしながらマーティンフロアに向かう。
 
広い空間の壁いっぱいにMartinが並ぶ。店員さんのひとりは女性客を接客中で、ギターを弾いて聴かせながらなにやら色々と説明をしている。もう一人の店員さんは、軽くいらっしゃいませの声をかけてくれた後は、特に近づいてくることもなく、人見知りの僕としてはどちらかというと快適な接客スタイルだ。
 
さて。お目当のギターはどこだ?
 
ウロウロと探してみると、ありました。先ほどのギターを弾いて見せている店員さんの後方の壁、センター正面にそいつはいた。初めて見る D-28 Authentic 1941の実物だ。写真で見るよりはトップのエイジングトナーの黄色味が薄く、瑞々しい。ヘッドも含めたグロスフィニッシュが映える素敵な佇まいだ。
 
と、ここで異変に気付く。
 
値札。
税込 約75万円!
ネット上では、95万円となっていた新品個体が、どえらく20万円も値下がりしている。どうやら店舗だけでセール価格を適用しているようだ。
 
いきなりものすごく動揺。
そもそもその日はあくまで下調べの一環であり、ギターを買うつもりなど全くなかったのだが。。。
 
『この出会い、もしかして運命?今買わなくていつ買うのよ?』的なロマンティックな思いが一瞬でも頭をよぎったことを、ここは素直に認めよう。
 
しかしまだ1店目だ。さすがにそれはナシだろう。
 
ロマンティックな誘惑をなんとか断ち切り、これまた出口付近の店員さんの挨拶の声に軽く会釈を返し、まだ少しざわついている心をなだめながら、お茶の水 A店を後にしたのだった。
 
続く・・・。