ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

はじめてのMartin(⑥試練の誘惑 編 (1/2))

凄い店員さんと、素晴らしいコンディションのD-28 Authentic 1941の登場により、約3ヶ月に及ぶ『はじめてのMartin』を探す旅も結末を迎えるかと思いきや。。。
 
このタイミングで、約20年に及ぶ社会人経験を通じて否応なく身についてしまった『クリティカル・シンキング(自己批判的思考)癖』がひょっこりと顔を出してきた。
 
【以下、主な心の声】
 
●おまえ、これ以上ギターいらないはずだったんじゃないの?
●ギター買うにしても、本当にMartin でいいんだっけ?
 
●Martin だとしても、ほんとにほんとにD-28 Authentic 1941 (non-VTS)でいいの?例えば、最初に気になってた1937 の方がいいんじゃないの?
●あるある話で、Martin 1本でも買うと、結局そのあとハカランダのMartinが欲しくなっちゃうんじゃないの?それだったら、最初からそっちを買えば?あるいは、買えるまで貯金しておいたら?
 
●っていうか、そもそも60万円ものお金を使うとしたら、他に買うべきもの、欲しいものあるんじゃないの?
 
●つーか、貯金しとけよボケー!
 
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うーむ。
こうやって論点整理しながら、それに対応する過去記事を見てみると、自分の欲望をどうにか制御しようと先手先手で手を打ってきたつもりなんだけど、それが全くもって無力だったことがよくわかる。ほんと、自分のアホさ加減に笑えるわ。ハハハ(乾いた笑い)。
 
なんて言いつつ、自分でもどんな理屈なのかさっぱりわからないのだが、なぜかこの時点で、もはや『Martinを買わない』という選択肢は完全に排除されており・・・。
 
残る論点は『本当にD-28 Authentic 1941 (non-VTS)でいいのか?』という点に絞られていた。ほんと僕っていい加減。
 
まず最初の仮説検証として、同じ1941でも現行仕様のVTSが欲しくなったりしないか?という点を考えてみた。
 
これはそもそも本物のヴィンテージMartinの音を僕は知らないし、今のところその音色を追い求めているという訳ではない僕としては、あえてスプルースをVTSという科学的処理(焼く?)をして枯れた音を再現するという狙い自体が、少なくとも僕にはフィットしないので、この仮説は棄却!(VTSの音が良いとか悪いとか、そういうお話をするつもりは全くありませんので、誤解なきようお願いします。)
 
次にD-28 Authentic 1937 との比較検証を、もう一度試みてみた。こういうときに、自分の過去記事が役に立つのだ。
 
→過去記事1 
→過去記事2
 
やはり改めて聴いても、1937の音色は素晴らしい。ただこれもやはり、ミッドレンジのしっかりしていて、音が前に飛び出していくような貫通力が強いように聴こえる1941が、今欲しいギターであるという結論は変わらず、それほど悩まずに済んだ。ということで、これも無事クリア!
 
さて、ここまでは比較的悩まずに切り抜けられたのだが、問題はここからだった。
 
ご存知の方もいると思うが、D-28 Authentic 1941が正式ラインナップされる前の2009年に、ほぼ同じ仕様の D-28 museum edition 1941というモデルが限定発売されている。ざっと調べてみると、おおよそ40本前後が生産されたらしい。そういう意味では僕が目をつけているD-28 Authentic 1941は、もちろんオリジナルのヴィンテージ1941の復刻であるのと同時に、オリジナルの最初のレプリカであるmuseum edition 1941の復刻でもあるという位置付けになる。
 
そうであれば、むしろ思い切ってmuseum edition 1941を手に入れちゃった方がいいんじゃない?めっちゃレアだし、他人と被らないし。。。ね?
 
と思って調べてみたら、運がいいんだか悪いんだか、出物があるんだよね、これが。
 

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しかもご覧の通り、見た目の話だけど、すごいマダガスカルですよ。プレミアムグレードかしら?そして値段も、コンディションの違いはさておき、絶対値としてはAuthentic 1941より少し高いくらいなので、視界に入らなくもない。
 
これは正直ちょっと考えちゃいました。掲載されてる動画も何度も見た。
 
ただね、なんか音色が既にちょっといい感じに枯れてきている気がしたのですよ。どちらかというと、Authentic のVTS仕様の方のイメージに近くて、音抜けが良くなってるようなそんな感じがするのです。あくまで動画で聴く限りだけど。だったらやっぱり僕はできるだけ最初から音の変化を経験したいなぁ、と思って、これもなんとかクリア!
 
ということで・・・
実はここまで自己検証したタイミングで、『これで、D-28 Authentic 1941の大阪M店の個体を店員Uさんから買うという結論で勝負ついたかなー』と正直思ったのだが。。。
 
さいごの最後に大ボスが待っていたのだった。
 
続く・・・。

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