ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

続・はじめてのMartin【完?】(伝統と革新を知る旅へ)

今日はとてもいい日だった。
 
半年以上前から仕込み続けていた大仕事が、ひとつの実りをつけてくれたのだ。
 
この間、寝ても覚めても、盆も正月も、一刻足りともそれが頭から離れることはなく、久しぶりに自分でもかなりのプレッシャーとストレスを感じていたが、結果が出れば、途端にすべてが良き思い出となるのが世の常。
 
あぁ今夜はなんて清々しい夜なんだろう。
 

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Traugott Model R
 
 
 
そしてこんな良き日に、更にもうひとつグッドニュースが…。
 
 
 
実は、ジェフと初めてメールのやり取りをしたあの日の早朝4時から、たった6時間しか経過していない同日の朝10時。僕は銀行の窓口にいた。
 
あの貴重な2018年2月末のオーダー枠を押さえてもらうためのデザインフィー(着手金)を、これまた人生初めての “個人での海外送金(Wire Transfer)”という手段で決行していたのだった。
 
 
 
 
・・・。
 
 
 
 
そして待つ事およそ1週間。
ようやく本日昼に、待ちに待ったあれが届いたのです。
 

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きたーーーー!
Jeff Traugott Guitars オーダーフォーム!
完成予定日 2018年2月末とな!!
 
とりあえずスペックは仮で、トラゴット定番のModel Rのノンカッタウェイに、ジャーマンスプルース、ブラジリアンローズウッドのこれまたド定番の組み合わせ、ネックはマホガニーと書かれている。
 
 
ちなみに今回初めて知ったが、個人の海外送金って、送金手続きしてから相手の口座に着金するまでに、約1週間もかかるんですな。この地球規模でのインターネット全盛時代に、なんというスローな事務処理!しかも先進国同士の日本からアメリカだよ!?
 
まぁ、ジェフ指定の送金先が、ギター工房のあるサンタクルーズのクレジットユニオンという、いわば町の組合的な金融機関だったこともあって、普通の大手銀行よりも時間がかかったのだろうけど、それにしても金曜日に手続きして木曜日に着金とか・・・ねぇ。
 
なにせ初体験ゆえ、ジェフからの入金確認メールはまだかまだかと、毎日ドキドキわくわくハラハラしちゃったじゃないか!
 
あ、ちなみにこれもはじめて知りましたが、個人の海外送金をするには、マイナンバー通知書が必須です。僕は、なぜかこんな時ばかりは気が回り、早朝から家を出るまでの数時間の間に、速攻で海外送金手続きに必要なものを事前に調べていったので事なきを得ましたが、今後活用される方はお気をつけください。
 
 
 
…ということで。
 
まずなによりも、つまらぬ当ブログにお付き合いいただいている皆様、心よりおわび申し上げます。
 
2本目のマーティン、マーティンと声高に“釣り広告”を打ちまくっておきながら、結果(今回は…)このようなエンディングとなってしまいました。申し訳ありません。
 
ただ、今回の連載ブログ執筆を通じて、マーティンに関する勉強を沢山させてもらったことで、更にマーティンが大好きになったことは間違いありません。だから、この先の人生、もう二度と新たなマーティンを手に入れることはありません!…と宣言するつもりも自信も全くナシ。
 
従いまして、この連載ブログ『続・はじめてのMartin』は今回完結!…ではなく、無期限休止とさせていただきます。
 
 
最後に。
 
トラゴットの公式ホームページに、こんな言葉が記されていました。
 
 
Builders like Jeff have helped raise the standards of our craft to the highest levels ever. There have never been guitars built on Earth as good as the ones being built today.
— Chris Martin (Martin Guitars)
 
 
 
ジェフのようなビルダーの存在が、我々の工芸技術をより高いレベルに引き上げてくれる。僕らが今この瞬間に生み出しているギターこそが、地球上で過去最高のギターなのだ。
 
 
クリス・マーティン Martin社 CEOのありがたいお言葉。
 
これは、Jeff Traugottという現代の革新的ルシアーと、Martinというアコースティックギターの歴史そのものとも言える伝統企業が、互いに互いをリスペクトしている証なのでしょう。
 
今回の旅は、『マーティン探してたらトラゴットに…』というトンチンカンな着地と相成りましたが、歴史としてはたかだか200年程度のアコースティックギター。その伝統と革新の両者を知ることで得られる何かがあるのかもしれないと思いつつ、これから約1年間、巨匠ジェフ・トラゴットに導かれながら “カスタムオーダーの悦び” を満喫してみたいと思います。
 
 
 
ということで…
 
これにて『続・はじめてのMartin』は無期限休止、代わって『はじめてのトラゴット』の連載を近日中にスタートいたします。
 
よろしければ是非、これからもおヒマな時にお付き合いくださればとても嬉しいです!
 
ではでは。
 
(続く)
※ 結局その後、4ヶ月後に連載再開しました!