ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

アコースティックギター調整のススメ

海外ショップで販売されていたヴィンテージマーティンの選定に付き合っていただいたいわば生みの親、ワタナベ楽器カリスマ店員Sさんの元へ、現在フルメンテナンスの旅に送り出している1941年製 Martin 000-18。

 

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こちらワタナベ楽器Sさんから送られてきた最終調整中のMartin 000-18の姿。ワクワク♡
 
 
ということで、こちらのご紹介はもうしばらく先になりそうですが、それより後に、同じくワタナベ楽器さんにメンテナンスの旅に送り出していたLowden Old Lady が先に戻ってきました!
 
76歳のMartin 000-18に比べて、Lowden Old Ladyはまだ2歳ですからね。元気いっぱいです。
 

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ちなみに調整に出す前のコンディションは、見てわかるほどの気になるネックの反りや、トップの膨らみなどがあるわけではなかったのですが、新品で購入してからずっと2.0〜2.5mm(1弦〜6弦/12F)程度を維持していた弦高が、今年の梅雨に入った頃からやや上がり、2.2〜2.7mm程度になっていました。
 
このたった0.2mmの差が、ギターの弾きやすさに対しては極めて大きな計り知れない影響をもたらすことは、ギターを弾く方ならお分かりになると思います。
 
ちなみに僕のギター保管方法は、基本的には弾くときだけハードケースから出して、その日の弾き終わりのタイミングでハードケースに戻すという感じです。弦のテンションはハードケースに戻す時には軽く緩めますが、週末など、翌日も再び弾くことが明らかなような時は緩めずそのままです。
 
それとハードケースの中にしまう際には、必ず湿度調整剤をギターのサウンドホールにぶら下げます。
 

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Bovedaの湿度49%バージョン。
 
これは、加湿・除湿両方の2-way機能によって、およそ49%の湿度に保ってくれるというスグレものです。湿度49%はギターにとって適切と言われている湿度ですが、その他、もっと高い湿度で保つものなどいろいろなバージョンがあります。よく小洒落たバーとかでは、葉巻(シガー)の保管用にこのBovedaが使われていたりしますね。
 
 
ということで、それなりに日頃のギター管理には気を遣っているつもりですが、それでもこのところ明らかに弾き心地が変わってきたのと、そもそも新品で購入してから2年間全くメンテナンスしていないのも良くないと思い、こちらも同じくワタナベ楽器さんに診ていだいたのでした。
 
 
結果的には、プロのリペアマンさんの目から見ても、特段大きな問題のあるような状態ではなかったようでした!よかったー。
 
梅雨時期固有のネックの動きがあったのかもしれないし、新品から2年の間に少しずつ木が動いたのかもしれないし、その両方かもしれないし…。いずれにせよ、問題のある状態ではないので、トラスロッドでのネック調整と、サドルの高さ調整をしてもらいました。
 

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Sides&Back: キューバンマホガニー
Neck:ホンデュラスマホガニー(メイプル積層)
 
その結果、戻ってきたLowdenの弦高は2.0〜2.5mmという僕の好みどおり!
 
しかも、サウンドが明らかに違う!湿度の高いこの時期でも、ササッァーと荒野を吹き抜けていくかのような、爽やかでもあり哀愁たっぷりでもあるローデンサウンド!この気持ち良さ、確かにこれは、Lowden Old Lady独特のサウンドですよ♡
 
ちなみに今回、カリスマ店員Sさんは、プロのリペアマンさんにギターを預ける際に、ピエール・ベンスーザンのYouTube動画などをわざわざリペアマンさんに共有して、見て聴いてもらっていたそうです。
 
ご存知でない方もいらっしゃると思うので念のためですが、このLowden Old Ladyはピエール・ベンスーザンのシグネチャーモデルなのです。
 
つまり、このギターで僕が主にベンスーザンの曲を練習していることを知っていたワタナベ楽器Sさんは、このギターで出したいサウンドイメージをリペアマンさんに伝えるために、ベンスーザンご本人の音源などをリペアマンさんにも認識してもらった上で、作業してもらったそうです。
 
 
あのね、、、
 
 
…そういうとこ!
 
 
…そういうとこっっ!!
 
 
…そういうとこーーーーっっ!!!
 
 
 
ワタナベ楽器Sさん、リペアマンさん。
ステキな調整、どうもありがとうございました♡♡♡