ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

はじめてのトラゴット(素敵な贈り物に泣く)

オーダー中のギターの製作途中の様子が、またまたジェフから送られてきました。それも、かなり大量です!
 
※例によって、ちょこちょこと材に直接書かれている個人情報的な部分を、白くマスキングしてますのであしからず。
 
 

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トップのロゼッタ加工中ですね。なにげに初めて、ジャーマンスプルースのアップ写真が送られて来ましたが、杢目の詰まったキレイなトップ材ですねー。さすが!
 

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そしてトップ材のブレーシングを接着しまーす。
 
 

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ブレーシングの形を整えていますねー。
 
続いては、バック材のハカランダ。
 

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こちらもブレーシングを整えます。
 
 

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そしてようやくここで、あの宙に浮く縦一本のブレーシングを接着するんですね!なるほどなるほど。
 
 

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これでようやく、トップ材とバック材が仕上がりました!!
 

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ブリッジプレートにも、ハカランダが使われているのが特徴的ですね。ちなみにハカランダの下には薄いメイプル材が敷かれていて、2層構造になっているそうです。このあたりの詳しい情報は、以前の記事に書きましたので、ご興味あるかたはこちらからご覧ください。
 
 
続いては、サイド材です。
 

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既に見事な曲げ加工がなされています。この辺りは熟練の技なんでしょうねー。
 

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そして更に…
 
正式な名前は知らないんですが…
あれです。トップ材やバック材と接着するための繋ぎ目となる、あの、ヒラメのエンガワみたいな部材をくっ付けます!既に下側のもう一方の縁には、接着済みのエンガワ部材がみえますね。
 
※ 2018/2/23 後日追記  
ライニングというそうです!コメントくださった皆様ありがとうございます!
 
 

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更に、サイドを補強する縦棒をくっつけてますね。
 

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そして、遂に!
先ほどのトップ材とサイド材が接着されます!!
 

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そして、バック材も接着。遂にボディーが出来上がってしまうのです!!
 

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バッチリと四方八方をロックされた状態で、乾燥するのを待ちます。
 
そして…
 
 
じゃじゃーん!!
 

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じゃじゃじゃーん!!!
 
これでこの先、なにか大きなリペアが必要にでもならない限り、このボディーは2度と開けられることはないのですね…。
 
うぅ、なんだか急に感無量…。
うっく、うっく…(泣)
 
 
実は今回、このボディーの中に、ジェフからとても素敵な贈り物が仕込まれていました。
 
 
なんだと思います?
それは…
 
 
 
愛のポエム♡
from Jeff Traugott
 
 
実は、トップ材の裏側のボトムエンド付近に、ジェフが僕のために作ってくれたオリジナルのポエムを書き残してくれたのです。もちろん直筆。なんてロマンチックなの♡
 
 
ぷんさん、感動した!!
うぅ、、、泣いちゃう…(>_<)
 
 
しかもこれ、英語で作ったポエムをわざわざ日本語に翻訳して、それをローマ字表記で書いてくれているのです。英語の原文もメールで教えてくれたんですが、それはもう…。
 
とてもシンプルな単語のみから構成された、極めて短いポエムなんですが、そこから感じられることはとても複雑で、奥深いものでした。
 
 
本来ならば、ここでその写真を載せるべき流れなのですが…
 
このポエムは、ジェフから僕に宛てられた極めて私的な内容ですし、僕にとっては、もはやギター本体と同じくらい大切な宝物なので、これについては公にするのを控えたいと思います。なんだか出し惜しみするようで、ごめんなさい!
 
 
 
それにしてもね…
 
こんなポエムをさらっと贈ることができるなんて、素敵すぎやしませんか?
 
 
欧米って…
やっぱりすごい!!!
 
 
『欧米かっ!』…と突っ込みたくなるような数々の無邪気な振る舞いの中に、時折ひょっこり顔を出す欧米人ならではの愛すべき魅力の片鱗。なんだか今回は、それをまざまざと見せつけられた気がします。
 
こういうとこ、見習いたいです!
 
 
(続く)