ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

はじめてのアーチトップ(②ボクのココロの柔らかい部分)

ひとたびジュリアン・ラージが弾いてしまえば、きっとそれがマンドリンでも、シタールでも、三味線でも、きっとそのどれもこれもが素晴らしく、すべてにノックアウトされてしまうに違いないほどに大ファンな僕、ぷんスーザンですから…
 
この『アコースティックアーチトップ』のサウンドもその例に漏れず、僕の心に響きに響きまくって新たな興味の扉が開いてしまうことは、もはやなんの不思議もないわけではありますが…。
 
 
ここはちょっと頭を冷やして…
 
 
『僕の心に、なにがそんなにぐっときてしまうのか?』
 
 
 
少し腰を据えて、じっくり考えてみましょう。
 
 
いわゆる一般的にイメージされるアコースティックアーチトップのプレイスタイルのひとつとしては、こんな感じのジャジーなコードワーク中心のプレイがありますよね。
 
 
この立ち上がり鋭く、音の粒がぷりぷりっとしているところは、フラットトップギターではなかなか出せないニュアンスですよね。やはりこの手のトラディショナルなスタイルには、必ずといっていいほどにアーチトップが使われる理由がわかる気がします。
 
ちなみにこういうタイプの曲、僕自身は全然弾いたことないんですけど、弾けたらかっこいいですよね。これはきっとモテる!
 
 
ちなみにこのギターも、これまで何度か登場しているGibson L-5のプリウォーヴィンテージ(1929年製)でしたが、後学のために少し視野を広げて、次は現代のアーチトップギターのサウンドを聴いてみましょう。
 
 
前回の記事でも紹介したLinda Manzerをはじめ、僕の大好きなギターメーカーであるCollingsなど、現在でもたくさんの著名なルシアーやメーカーがアーチトップギターを製作していますが…
 
その中でも僕が今めちゃくちゃ気になっているギターは、個人ルシアー Danny Koentopp氏が率いる、Koentopp Guitars。
 
 

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どうやらこの方、個人ルシアーとして独立する前はバイオリンやチェロなどを製作する楽器メーカーで働いていたらしく、彼が作るギターはとてもクラシカルで上質。そしてとにかく美しい。
 

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ブリッジなんてもう、まんまバイオリンな感じで、僕にとってはとても新鮮です。
 
そして肝心のサウンドがこちら。
 
 
もうなんか、可愛らしくコロコロ転がるような、とても耳心地のいいサウンドですね。
 
ちなみにこの個体は、サイド、バック材としてメイプルが使われることの多いアーチトップとしては比較的珍しいマホガニーを使っていることもあって、少し柔らかくて、とてもジェントルでウォームなサウンドですよね。
 
ただそれでも、アーチトップ特有の音の立ち上がりの鋭さは健在で、その独特のコンプ感とも相まって、聴きようによっては、まるでピエゾピックアップのラインサウンドとマイクで拾ったサウンドとをミックスした、スーパーハイクオリティーのエレクトリックアコースティックサウンドであるかのようにも、僕には聴こえます。
 
 
●パンっと弾けるようなアタック感があり…
 
●とにかく音の粒が揃っていて…
 
●レスポンスがとっても速い
 
 
このあたりがフラットトップとは異なるアーチトップの魅力のような気がします。逆にサスティンはフラットトップと比べると少なめですが、それも含めてアコースティックアーチトップ特有の個性となっていますね。
 
 
こんな個性ゆえに、キレの良いジャズには最適なギターになることは間違いないわけですが…
 
このアーチトップというギターのポテンシャルは、そこに留まるようなものではないということを、僕はある動画によって見せつけられたのでした。
 
Song Zero / Mark Goldenberg
 
 
…。
 
 
もはやこの情報が僕以外にとっては全く無意味、完全に意味不明であることは重々承知しながらも…
 
どうしても言わずにはいられない。
 
 
 
それはね…
 
 
 
なんだろう?
 
 
この映像を見て、この曲を聴いていると、僕が人生で一番感動し、一番多くの涙を流したといっても過言ではない、あの映画を思い出してしまうんです…。
 
あの途方もない感動が胸に込み上げてくるんです…。
 
 
 
 

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もうだめだ。
この3枚の写真を順番に見るだけで、泣ける…。
 
 
自分でも笑ってしまうんだけれども、本当に泣ける…。
 
 
 
…(笑)。
 
 
 

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ニューシネマパラダイス(1988年)
 
 
なんかね、この不朽の名作と同じように、ボクのココロの一番柔らかい部分に触れてくるんです…。
 
あのヴィンテージ Gibson L-5のサウンドが…
 
 
(>_<)
 
 
(続く…)

 

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