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ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

【完結編】はじめてのアーチトップ(⑩京都三賢人)

9月中旬のある日。

僕は京都に来ていました。
 
 
あのロイスメックはんをお迎えに…
 
そして、
ひとりのレディー ・アンド・ふたりのジェントルマンズに逢うために…
 
 

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この先に見える青と白の看板。
そうです、そこはワタナベ楽器 京都本店。
 
ここを訪れるのは約1年ぶりかな?
 
 
 
お店に入ると、そそくさと一階奥の少し階段を登ったアコースティックフロアに向かいます。
 
 
そこで出迎えてくれたのは…
 
 

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約3ヶ月ぶりに見るロイスメックはん、Gibson L-5(1933年製)は、モリー・タトルさんの曲がうっすら流れる店内で、なにやらただならぬオーラを放って佇んでいました。
 
 

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こうやってブリッジが取り付けられた状態のこのギターを生で見るのはこれが初めてでしたが、問答無用にめちゃくちゃかっこいいです…。
 
渋いクレモナバーストの色合いも素敵ですし、ラッカー塗装が材と一体化して、まるで鮎やヤマメといった川魚のようにヌメッとした独特の光沢を放つ肌感は、ヴィンテージならではのルックスです。
 
 
 
そんなロイスメックはんをうっとり眺めていると、お店のバックヤードにいらしたと思われる村主マネジャが颯爽と登場。
 
 
前回東京でお逢いしてから数ヶ月ぶりの挨拶も早々に、早速弾かせてもらいました。
 
 
やはり慣れない場所でいきなり試奏という場合、いつもお家でしているようなギターと僕とのふたりっきりの世界、いわゆるラブアフェアな雰囲気(?)を作るのは、人一倍警戒心の強い僕にとっては極めて困難なのですが(笑)…
 
 
それでもこのギターをピックでしっかり弾いた時のあの音。まるで80年前に放たれた音が悠久の時を超えて今ここで鳴っているかのような、飾り気のない、しかし絶妙な加減で艶をわずかに残したヴィンテージアーチトップサウンド。
 
もうこれは、他には代え難いオリジナリティーであることを否応なく思い知らされてしまうような、まさしくオンリーワンのサウンドに感じました。
 
ちなみにこの時に張られていた弦は、村主さんと今回このギターのリペアを担当してくださった岩城さんのレコメンドにより、ダダリオ フォスファーブロンズのミディアムゲージEJ17だったのですが…
 
 
感覚としては、以前も紹介したキャンパスで演奏するこのジュリアンのL-5サウンドに限りなく近い印象でした。
 
ミディアムゲージのパワフルさを持って、ようやくこのギターの器の大きさ、ポテンシャルを引き出せているようです。まさしく、僕がL-5を欲しいと思うきっかけとなったサウンドそのものです。これはやばいです。
 
ちなみに今回、岩城さんがこのギターをセッティングするにあたっては、村主さんと一緒に上記の動画や他のジュリアンの動画を観て、僕の求めるサウンドをたくさんインプットしまくってくださったそうなので、もう本当にお二人には頭が上がりません。ありがとうございます!(>_<)
 
 
さて。
ロイスメックはんの詳しいインプレは、別途次回以降の記事でご紹介しますので、今回はこのくらいにしておいて…
 
今回のもうひとつの目的であった、レディー・アンド・ジェントルマンのご到着までもうしばらく時間があったので、お店にあった気になるギターをいくつか触らせていただきました。
 
 
中でも僕の心を鷲掴みにしたのは、やっぱりこの2本!
 
 

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• Collings OM-1mh Cutaway オールマホガニー
※写真はワタナベ楽器さんから拝借
 
 
 

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• Waterloo by Collings WL-12(写真右)
※こちらも写真はワタナベ楽器さんから拝借
 
どちらもミッドレンジがプリっとした余計な飾り気のない芯のしっかりしたサウンドです。アコギとエレキの違いはありますが、不思議なことに、僕の大好きなヴィンテージ テレキャスターのサウンドの魅力にもとても近いものを感じます。
 
 
なんかもうね、最近のサウンドの好みが煌びやかで艶があってゴージャスっていういわゆるアコギ王道サウンドよりも、どちらかというと少し地味だけれども凄く人肌あったかいサウンドに惹かれるんですよね…。
 
 
●完全無欠スーパーモデルの仕上がりまくった作り笑顔よりも…
 
●もうちょい庶民派だけど時には奇跡の1枚も撮れるよ?的な素朴な美しさの方に惹かれる感じ?
 
 
 
…あ、
 
もうこの例え方も含めて、完全におっさんの歳になったということなんでしょうねw
 
 
((((;゚Д゚)))))))
 
 
 
そんなこんなで楽しんでいるところに…
 
ジェントルマン、岩城さんご登場!
 
 

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※ 今回写真は撮ってないので、ワタナベ楽器さんから拝借
 
 
岩城さん、想像通りの超ナイスガイ!岩城さんが所属するバンドでアメリカツアーをした時のお話とか、色々楽しいお話を聞かせていただきました。今回ロイスメックはんを購入したグルーンギターズのお店にも行ったことがあるそうです!
 
話し振りも、笑顔も、はっきりいってめちゃカッコいいです。クールです。絶対モテると思います!(笑)
 
その場で改めてロイスメックはんのコンディションチェックもしてくださったりして、ぷんさん、すっかり惚れてしまいました♡
 
 
続いて少し遅れて、レディーのご登場!
 
 
 

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村主さんと岩田さん。
※こちらも写真はワタナベ楽器さんから拝借
 
昨年、1941年製Martin 000-18とKevin Ryan Pierre Bensusan Signature Modelのリペアで大変お世話になった岩田さんです!
 
 
 
村主さんからお話は伺っていたのですが、岩田さんは特に塗装リペアの腕が凄いんだそうです。
 
ご本人曰く、
 
『塗装が綺麗に治ったギターを見たお客さんが、うわぁーーー!とか、きゃーーー!とか言ってすごく喜んでくれるので、その顔を見るのが嬉しくて仕方がないんです♡』
 
…って、めっちゃいい人じゃん!笑顔も素敵で人間的な魅力溢れる職人さんでした。ぷんさんうっとり♡
 
 
こんな素敵な京都の三賢人との楽しい京都滞在の2時間があっという間に過ぎまして、ロイスメックはんと僕は、残暑の京都を後にしたのでした。
 
 
 
 
改めまして、京都三賢人の岩田さん、岩城さん、そして村主さん。僕の可愛いギターたちをいつも大切に扱ってくださり、ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします!
 
 
 
 
…ということで、
 
次回はGibson L-5(1933)の詳しいインプレと、待ちに待ったオリジナルオーダーHOFFEE Caseをご紹介しまーす♡
 
(おしまい)

※このギターのフォトギャラリーは【ギターコレクション by ぷんギターズ】のページでご覧いただけます。→Gibson L-5 Roy Smeck (1933) | ぷんギターズ

 

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