ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

はじめてのMartin 40番台(①歌いたくなるマーティン)

思い返せば2016年の春。

それこそ僕にとって初めての連載ブログ企画としてスタートした『はじめてのMartin』。  blog.punguitars.com

 

そして同2016年の年末からスタートし、そこから約半年がかりの2017年7月に終結を迎えた『続・はじめてのMartin』。  

blog.punguitars.com

 

こうして僕はこれまで、D-28 Authentic 1941(2014年製)と000-18(1941年製)という、とっても素敵な2本のマーティンと、毎晩じっくり触れ合う機会に恵まれました。結果、Style-18、Style-28と呼ばれるサイドバックがそれぞれマホガニーとローズウッドという“材の個性”と、巨大なドレッドノートと少しコンパクトなトリプルオーという“ボディーサイズの個性”という、それぞれの選択肢をたすき掛けして組み合わせたような2つのパターンのマーティンで、少しずつ、すこしずつ、僕なりの経験値を積み上げてきたのでした。

 

そしていま。時は2019年春。

Martin歴 丸3年を記念して(?)、マーティンをマーティン足らしめるとも言われる “40番台Martin”を手にする日が、もうすぐそこまで近づいてきているのです。

 (*゚∀゚*)

 

ちなみに40番台のマーティンと聞いて、皆さんが最初に思い浮かべる機種はなんでしょう?やはりMartinといえばドレッドノート、そしてその最上級クラス「D-45」ということになりますかね。  


1941 Martin D-45 played by Billy Strings

1941年製 Martin D-45 オリジナル

 

ちなみに僕個人としては、『このギター手に入れたら、もうギターいらない!』と断言できる唯一のMartinはこれですね…笑

 
Julian Lage at Schoenberg Guitars in Tiburon, CA

1933年製 Martin OM-45 オリジナル
※ 途中の2分14秒頃、かのEric Schoenbergさんがジュリアンの後ろを通り過ぎます

 

その物語性はいわずもがな、更にサウンド面においても、「華やかだけれども、しっかり芯のある」力強いサウンド。僕にとっては理想的な万能ギターだなぁ。。。と思うわけです。まぁ魔法の右手を持つジュリアン・ラージのタッチだからこそのこのサウンド、というのは否めないんですけどね。ははは。 

なおご存知の方も多いかと思いますが、1930~1933年に製作されたオリジナルのMartin OM-45は、わずか40本ほどだそうです。そして、ピックガード等にもインレイ装飾のあるOM-45 Deluxeは更に少なく、わずか14本。こんなのたった一度の人生のうちに、出会えたり、手にすることができたらマジ超ラッキーどころの騒ぎではない、もはや神話レベル、“ツチノコ級”のギターといっても過言ではないでしょう。

ちなみに製作本数の少なさでいえば、1930年にわずか2本のみ製作されたオリジナルOM-42というのもあるそうですよ。僕はこの存在をつい最近知りました・・・。 

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1930年製 Martin OM-42 オリジナル

 ヘッドに何のロゴもなく、更にバンジョーペグというシンプルなデザインが僕の心をくすぐります。サウンドはどうなんでしょ?ほぼOM-45なんでしょうかねぇ?でも、たった2本ですからね・・・。これはある意味、オリジナルのOM-45に出会える確率より低いのではないでしょうか?

ちなみにとある情報筋によると、そのうち1本はExcellent Condition で現存していることが確認されているようです。すごい。。。

 

・・・。

 

ってな、もはやファンタジーレベルのプリウォー40番台 Martinの話はこのくらいにしておいて・・・

 

もともとアヴァロンなどの装飾っ気の強いギターはあまり好みではなく、かつ、サウンド面でも倍音たっぷりの鈴鳴りサウンドというよりは、芯のあるどちらかというとウッディーな傾向のギターが好みの僕が、今回なぜ急に40番台のMartinが欲しくなってしまったかというと、その理由は他でもない、

 

 

先ほど紹介したようなプリウォー40番台は、現在の40番台サウンドとは全く別物として扱う前提での話ではありますが、僕にとっては現代の40番台Martinのスペシャリテのようにも聞こえている、あの少しドンシャリ感が強い、あえて悪く言えば少し腰がないようにも聞こえる、あの40番台シグネチャーサウンド。

 

例えばギターインスト系の曲を弾こうとすれば、もしかしたら少し基音の物足りなさを感じることもあろうかと思えるフィーリングではありますが・・・

一方であの40番台サウンド、いざギターを爪弾きながら歌うという用途を想定した場合、むしろ基音が主張しすぎないところが気持ちよすぎて最高!!。。。と、以前から思っていたわけなのです。

 


夏の終わりのハーモニー 玉置浩二 森山直太朗

 

たまにはこんな風に、肩の力を抜いて、ポロリポロリとギターを爪弾きながら、楽しく歌いたい!

 

そんなことを思いはじめた約1年前から、「はじめてのMartin 40番台」に向けて密かに想いをつのらせていた、ぷんさんなのでした。

 

(続く)

 

blog.punguitars.com

 

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