ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

SomogyiとTraugottの融合で何かが起きる -Ogino Guitars 第3世代OMを発表!-

『はじめてのMartin 40番台』の連載中ではありますが、本日は少し別のニュース記事をお届けします。

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令和元年初日となった5月1日。

日本が誇るアコースティックギタールシアー “Ogino Guitars” 荻野裕嗣さんが、自ら“第3世代”と呼ぶOMモデルを公式twitterアカウント上にて発表しました!

 

 

 

(荻野さんのツィート全文。以下、原文ママ)

令和元年OM 3.0リリースします!(連投失礼します)

※OMC”Sina”German spruce/Brazilian rosewoodとOM”Rose”German spruce/Indian rosewoodの塗装前の一枚(塗装は昨晩完了しました)

以前にも書きました、僕の中での位置付けです。1.0が師匠であるErvin Somogyi氏の2012-2014期(弟子の期間)のコピー、2.0がソモギサウンドをベースとしてギターの軽量化と音の指向性を弱めより広がるサウンドの追求でした。

 

今回の3.0はそもそもは2016年にNYの老舗楽器店Rudy’sで弾いてとても僕の印象に残っているサンタクルーズのOM Moon spruce/Indian rosewoodのような音を再現したいと思ったのが発端。とても素晴らしい個体で、隣にあった同じサンタクルーズのハカランダのOMより良かった。

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余談ですが、この時Woodstockのギターショウに出展した僕のOM”Lisa”と交換して持ち帰りたいと思ったくらい(※Rudy’sショップマネージャー、ゴードンさんに試奏していただきました)

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でも僕はこの時このギターを換金できないと生活に困るので諦めましたw

 

そして2018年末に訪れた転機!ぷんさん (@punguitars) から彼の所有するJeff Traugott 二本(どちらもハカランダB&Sで一本がジャーマントップ、もう一本がアディロントップのModel R!)を僕のギター製作の研究のために貸していただけるとのまたとないオファーが!

ちなみにJeff Traugott氏は前述のサンタクルーズギターカンパニー出身のギター製作家で、私の師匠Ervin Somogyi氏と双璧をなす巨匠と言われています。ソモギの低音とトラゴットの高音は特にギターサウンドのそれぞれ最高峰と言われています。

僕はソモギサウンドについては彼の弟子であり作り方を熟知していますが(在籍していた期間の作は特に)、もう一方のトラゴットサウンドについて兼ねてから研究してみたいと思っていました。ぷんさんからのオファー(しかもトップ材の異なる二本同時に)で研究が一気に加速します。

 

長くなりましたが、その研究の成果をOM 3.0としてこの度アウトプットします!高価なギターを二本も僕の研究のために快く貸していただいたぷんさんに感謝すると共に、彼と引き合わせてくれたすぐりさん (ワタナベ楽器店Acoustic Shop (@watanabe_aco)) にもありがとうを伝えます。

 

(*゚∀゚*)

 

アコースティックギター界の二大巨匠とも言われるソモギとトラゴット。それぞれの本質を、その深い探究心と洞察力とをもって見抜いた荻野さんが、それらのエッセンスを吸収し、彼にしか持ち得ない “和の美意識” のもとに仕上げた第3世代OMとは、一体どれほど素敵なサウンドなのかしら?♡♡♡

 

そんなこんなで、ぷんさん楽しみすぎて居ても立っても居られない “Ogino Guitars OM3.0” の実機は、今月まもなく開催されるサウンドメッセ(大阪)、および、ハンドクラフトギターフェス(東京)の2つのイベントにて展示されるそうです。

 

楽しみですね!

 

(2019/5/11 追記)

Ogino Guitars公式サイト上でもOM3.0の発表がされました!

http://www.oginoguitars.com/memorandum/om-3-0-debut/

 

blog.punguitars.com

 

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