ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

1941年製 Martin 000-18 -オリジナルヴィンテージWaverly化計画-

昨年、新たに手に入れた1953年製 Fender Telecasterに、イタリアから取り寄せたオリジナルのヴィンテージピックガードに換装する遊びを通じて、そのワクワク体験にすっかり味をしめたぷんさん。

 

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今回は、手持ちの1941年製 Martin 000-18に付けられている現行のWaverlyペグを、もともと1941年当時に販売された際に付けられていたオリジナルの “Yoda-head” と呼ばれるヴィンテージWaverlyペグに換装するミッションを遂行してみました。

 

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ちなみにこれが、1941年頃に出荷されていた“Yoda-head“ Waverly です。ご覧の通り、ペグ裏の形が、スターウォーズに登場するヨーダの頭の形に似ていることから、そう呼ばれているそうです。

 

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確かに似てますね…笑

 

今回、あの手この手で、このヨーダヘッドのヴィンテージWaverlyを探してみたところ、ヴィンテージマーティンのリペアも得意としているアメリカのとあるルシアーさんが、ヴィンテージパーツとしてこのペグを在庫しているのを運良く見つけまして、早速、個人輸入してみたのでした。

 

で、届きました!

 

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試しに半分だけ付け替えてみると…

 

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見ての通り、ペグボタンの部分はとても似ていますが、ヴィンテージの方が少しぷっくりした質感で可愛らしいです。現行Waverlyの方がキリッとしてます。

ただし、ブッシュ(ペグの軸を誘導する輪っかみたいなパーツ)やネジの口径が異なっていたりするので、ペグ交換作業はいつもお世話になっているワタナベ楽器 村主副店長経由で、岩田工房の岩田さんにお願いしました。

 

そして出来上がったのがこちら!

 

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まぁ、もともと発売当初についてたペグ(と同じモデル)なわけなので当たり前なんですが、見た目なんの違和感もないですね。交換前の現行Waverlyもレリック加工がされていましたから、ペグが交換されたことすら、ぱっと見では気づかないくらいの違いしかないです。

ただ、サウンドは思っていた以上に変わりました。ヴィンテージWaverlyの方は、どちらかというと、より軽やかなほぐれたサウンド傾向になりました。逆に現行Waverlyの方は、芯がしっかり感じられる安定したサスティーンを持つサウンドですね。

当時と現在とでは金属の成分が違うことによるものなのか、はたまたギアなども含めたパーツの組み上げ精度の違いによるものなのか、その要因が一体なんなのかは正確にはわかりませんが、不思議なほどにサウンドは変わりました。そしていつものことながら、どっちのサウンドがしっくりくるかは、もはや好みの問題だと思います。

 

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なお個人的には、この手のヴィンテージパーツ探し遊びのクライマックスとも言える『新品として出荷された時にはこういう感じだったのか…と、遠い昔に想いを馳せてついついニヤニヤしてしまう』というミッションは、今回も楽々コンプリート!

 

めでたしめでたし。

 

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