ぷんギターズ Blog

ぷんギターズ【公式】のブログ。アコースティックギター、ヴィンテージギター、好きなことをぽつぽつと。ピエール・ベンスーザン、ジェイソン・ムラーズ、森山直太朗、ジュリアン・ラージが特に大好物

はじめてのNachoGuitars(②阿鼻叫喚のハンドメイドピックアップ -Ron Ellis pickups / ロン・エリス)

(前回からの続きです)

 

前回記事の最後にご紹介した、たぶん日本初上陸で三木楽器 梅田店さんに入荷したNachoguitarsのうちの1本が、あっという間に商談中になってました…(2019/8/2現在)。

 

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ヴィンテージレプリカとはいえ、Nachoguitarsにはドラマも浪漫もありますもんね。

仕様によっては本家Fender Custom Shopよりもお高い価格設定ではありますが、ここまで徹底的なレリックで魂を吹き込まれちゃうと、好きな人には堪らない、どうにも抗えない魅力がありますよね…。

 

もーぉ、みんな好きモノなんだからぁ!

このこのぉ…♡

 

そんな世の中の好きモノを代表するギターおたくでもあり、Nachoguitarsの人気に火を付けるのに間違いなく一役買ったのがジュリアン・ラージなわけですが…

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※写真のギターはDanocaster

 

ことジュリアンフリークの目線から言うと、ジュリアンのNachoguitarsを成立させるのに必要なものが、ギター本体以外にもうひとつあります。それはピックアップです。

ジュリアンがオリジナルの1954年製Fender Telecasterを手に入れる以前に愛用していたDanocasterや、現在なんと4本も所有しているらしいNachoguitarsの全ての個体には、アメリカに住むRon Ellis 氏(ロン・エリス)が製作したハンドメイドピックアップを載せているというのは、ジュリアン好きの中ではよく知られた話です。実際、ジュリアンのオフィシャルサイトや、GuitaPlayerのWeb記事等でも、彼がRon Ellisピックアップに心酔しているというコメントが掲載されています。

I’m obsessed with the pickup maker, Ron Ellis. Except for my original ’54 Fender Telecaster, the others all have his pickups. I feel they are as important as the guitar itself.

Julian Lage on the Lure of the Telecaster - GuitarPlayer.com

 

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※Ron Ellis Pickupsの実物

 

なお先ほどの写真のDanocasterは現在、人気の女性シンガーソングライターで、ジュリアンの愛するパートナーでもあるMargaret Glaspy に、彼女曰く “永久レンタル” されているそうなのですが(仲良しですね!笑)…

そんな仲睦まじいふたりが、どちらもRon Ellis pickupが搭載されているはずのNachoguitarsとDanocasterを弾いて共演している素晴らしいライブ映像があるので、ちょっと見てみてください。 


Margaret Glaspy - Parental Guidance w/ Julian Lage (Bowery Ballroom 2/16/17)

 

…いやいやいやいや。ちょっと待って。観ました?聴きました??後半のジュリアンギターソロ…。

あんなにも情熱的で、むせび泣くような最高のギターソロ弾かれたら、ぜったい惚れてまうやん!ズルイやん!!もはや公衆の面前で思いっきり口説いてるやん!!!

 

 

 

…いやぁ、ほんと好きすぎる♡(←ネット越しで勝手に口説き落とされた人w)

 

 

・・・。

 

 

さてさて、そんなジュリアンが溺愛するRon Ellis pickupなのですが、あまりの人気で、現在オーダーしても2年待ちとか3年待ちとか言われています。

実際、Ron Ellis pickupsの公式Facebookページやギターフォーラム系海外サイトの関連スレッドを見てみると、『間違いなく世界最高のピックアップ!』とか『アメイジング!!!』とかとか、そのサウンドを絶賛するコメントがたくさん書き込まれている一方で…

『3年前に“納期半年”と聞いて前払いでオーダーしたのに、未だに納品されない』とか、『さすがに待ちきれないので返金してもらおうと連絡してるけど、メールの返信がこない』とか、『マジありえないレベルで顧客対応が酷い!』とかとか、このピックアップを早く試してみたいのになかなか納品されない苛立ちや、タイムリーに連絡が返ってこない怒りからきているであろう、まさに阿鼻叫喚なギターおたく達のめくるめく感情の渦が見えてきます…。こ、こわい…。

 

ちょっと調べてみたんですが、どうやらこのRon Ellis氏は、あくまで個人の副業としてピックアップ製作をしているようなのです。つまり平日昼間は普通に働いていて、残ったプライベートの時間でコツコツとピックアップ製作をしているゆえに、製作できる数は極めて限られているということなのでしょう。しかも有名なブティック系ギターメーカー数社にもピックアップを提供しているようなので、個人からの単品オーダーはどうしても後回しになってしまうなどの事情があるのかもしれません。

※ 注: もしブログ読者様に個人でのRon Ellis pickupsオーダーを検討される方がいらっしゃる場合は、上記のような事情がございますので、できる限りの事前調査の上、覚悟をもって自己責任で取り組まれますようお願いいたします…泣

 

そんなある意味、良い話も悪い話もまとめて都市伝説化しつつあるロン・エリス ピックアップなのですが…

実は数週間前。ふと、いつものようにReverb.comをチェックしていたところ、ほんの1時間ほど前に出品された、まだ在庫あり状態のとんでもない商品を見つけてしまったのです。

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Ron Ellisの2019年7月14日日付の新品で、52T / STD JL のテレキャスターピックアップセット。52Tは1952 Telecaster の意味かな?じゃSTD JLは…??

 

JL .. ??  Julian Lage ?!?!

 

(*゚∀゚*)

 

(続く…)

 

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